先日より、ニフティから「みんなの花粉症なう!β」というサービスが提供されています。
pingpongは本サービスに、Twitterから花粉症に関連する情報をクロールするための言語処理技術を提供しています。

「みんなの花粉症なう!β」では、Twitterのつぶやきの情報から、花粉症に関連したつぶやきをクロールしています。
クロールされた花粉症についてのつぶやきをGPSやユーザの所在地情報と結びつけて日本地図上にマッピングすることで、それぞれの地域で花粉症がどれだけ話題になり、拡大しているかが手にとるようにわかります。地域ごとのつぶやきの多寡に応じ、花粉症についてのつぶやきが多い地域から順に、赤→オレンジ→黄色→水色と地図に色分けをして表示しています。
実際に花粉症に困っている人々の口コミの情報から花粉症についての情報を可視化することによって、リアルな生活者をTwitterを通してセンサーとし、リアルな花粉症の拡大状況を把握することができるようになっています。

みんなの花粉症なう1.png































※Twitterの利用者数には都市部、特に東京近辺への偏りがありますが、「みんなの花粉症なう!β」ではTwitterの利用者数の偏りによる影響のない情報をマッピングしています。具体的にはつぶやきの少ない地域と多い地域のつぶやき数の総量を標準化することで、その中での花粉症に関するつぶやきの量・割合から地図上に花粉症の情報をマッピングしています。


「みんなの花粉症なう!β」
http://labs.nifty.com/beta/pollen/index.htm

ニフティ株式会社報道発表:
http://www.nifty.co.jp/cs/newsrelease/detail/100303003821/1.htm




本日のエントリでは前エントリのpingmapの紹介に続き、

公立はこだて未来大学ワークショップで使用する新システム、pingpong Wikiについて解説させて頂きます。

pingpong Wikiはワークショップ開催中、ワークショップ関係者が参照することのできるツールです。

ワークショップに参加して頂けるみなさんには、ワークショップ初日から終了日まで、随時このWikiを参照して頂きながらワークショップを行って頂くことになります。

 

pingpong Wikiは以下のようなものになっています。

pingpong engineによって抽出されたユーザのつぶやき情報を、

1、ロギング・蓄積し、

2、共有できる形で保存し、

3、つぶやき情報をカスタマイズして可視化できる。

というツールです。

以下に実際のpingpong Wikiの画面の画像を紹介いたします。 



[pingpong Wiki、各ページ紹介] 


①まずpingpong Wikiのトップページはこちら。

pingpong wiki top.png 

 

 

 

 

 

 

 

 

②次はテスト投稿を見るために作成されたページです。

このページは「#ppfun」と「#pingmap」の双方が入っているつぶやき情報を抽出したページとなっています。

pingpon wiki 2.png 

 

 

 

 

 

 

  

 

pingpong Wikiにはこのように、HashTag「#ppfun」関連のツイート情報がログされています。



③Wikiの編集画面は次のような画面になっています。

pingpong wiki 4.png










④ウィキの詳細な利用方法、ウィキ上のつぶやき情報のログの利用方法など、以下のようにヘルプページにて説明を参照することができます。

pingpong wiki 5.png












また、つぶやき情報をマップ上に表示する「pingpong map」と連動して行為情報のログを参照することもできるようになる予定です。

以下の図の中心がpingpong mapのイメージ図で、それぞれの位置情報に関するつぶやきを参照できるようになります。

pingpong wiki 3.png 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



[pingpong Wikiの意義]

今回「Wiki」という形式でつぶやき情報を蓄積していますが、それはログされた情報を様々な形にカスタマイズして利用できるようにするためです。

ワークショップでは、Wikiにログされている行為情報をどのようにして利用するか、ということも考えて頂く予定です。

ワークショップ参加者のみなさんは、そういった事も含めてイメージをしておいて頂けると嬉しいです。よろしくお願いいたします!!


※注記

pingpong Wikiには「#ppfun」関連のつぶやき情報がリアルタイムに蓄積されていくのですが、システムの都合上完全なリアルタイムということにはなっていません。

数分程度の誤差が出てしまうことが現状では考えられますが、実際に利用していただく際にはその点はご了承して頂けると幸いです。


[さいごに]

ワークショップも次週に迫ってきています。

今回のワークショップ参加者の方だけでなく、ワークショップに興味を持って下さっている方などいらっしゃいましたら、

日々未来大キャンパスを利用している中でのちょっとした気付きなど、「#ppfun」を付けてpingmap・ツイッターを利用してつぶやいて頂けると嬉しいです。

よろしくお願い申し上げます。


[文責:西出大介]


今回のエントリでは、
1、ワークショップ用に開発しているアプリ、pingmapの紹介
2、アプリダウンロードのために必要なiPhone/ iPod touchのUDID(Unique Device Identifier)取得方法
3、pingmapのインストールおよび利用手順
をお伝えいたします。
 
1、ワークショップ用に開発しているアプリ、pingmapの紹介

pingpong は、公立はこだて未来大学ワークショップへ向けて iPhone/ iPod touch用アプリpingmapを開発しています。pingmap にはキャンパスマップなどの地図情報が取り込まれていて、キャンパスマップ上のつぶやきたい地点にタッチしコメント入力ができる、という非常に直感的な操作性をもったアプリケーションになっています。

pingmap を使うことで、つぶやいて頂くワークショップ関係者の皆さんは、毎回のつぶやきにハッシュタグを入力する必要がなくなります(#ppfunのハッシュが自動入力される)。また、地図上への直感的な操作によってコメント入力が出来ます。

このアプリ pingmap は、ワークショップ参加学生の方だけでなく、ワークショップには不参加でもこのプロジェクトに興味を持って頂ける学内関係者で、iPhone/ iPod touch ユーザの方にも使用して頂ける予定ですが、現状でpingmap は開発版アプリでユーザ登録数に上限があります。そのためお申込は先着順で、ワークショップ参加者優先とさせて頂きます。その点はご理解頂けますようお願いいたします。


2、アプリダウンロードのために必要なi Phone/ iPod touchのUDID(Unique Device Identifier)取得方法

pingmap
 を使用していただくためにはまず、お手持ちのiPhone/ iPod touchのUDID(Unique Device Identifier)をご取得の上、未来大藤田篤准教授(fujita@fun.ac.jp)までメールでご連絡頂く必要があります。以下にUDIDの取得方法をご説明いたします。

①iTunes にてUDID確認。
・iTunesを立ち上げます。
・iPhone/ iPod touchをPCに接続します。
・左のメニューの部分より「デバイス」の下、「〇〇のiPhone/ iPod touch」というところをクリック。
・概要タブ、下記の写真赤枠内の「シリアル番号」の部分をクリック。
・「シリアル番号」が下記写真赤線の「識別子(UDID)」となり、右に半角英数字40桁が表示されます。それが利用されている機器のUDIDとなります。

sirial number1.pngのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像UDID get.pngのサムネール画像


    





②無料アプリ「Ad Hoc Helper」によるUDID確認。
アプリのダウンロードの方法は、以下の手順となっております。

ad hoc helper download.pngのサムネール画像
・iTunes を立ち上げて頂き、左のメニューから「iTunes store」をクリック。
・iTunes store のページが開いた後、iTunes 右上の「store を検索」の検索ボックスに「Ad Hoc Helper」と入力。
・左記のアイコンのアプリ、「無料」の部分をクリック。
・認証作業を経て、iTunes にアプリがダウンロード。
・お手持ちのiPhone/ iPod touchへアプリを同期。

・アプリを端末に同期後、端末でアプリを選択すると、自動的にメール生成画面が立ち上がります。
・「Here is my iPhone's Unique Device Identifier:」に続く40桁の半角英数字が利用されている機器のUDIDとなります。

また、上記アプリはiPhone であれば直接ダウンロードできます。
・iPhone より「App store」へログイン。
・下部メニューより「検索」を選択。
・上と同様に「Ad Hoc Helper」を検索。
・上記アイコンのアプリを選択。
・右上「無料/ Free」をクリック、その後「インストール」をクリック。
以降UDID表示までは上記と同様です。

今回の公立はこだて未来大学のワークショップ参加者の学生の方は、公立はこだて未来大学・藤田篤(fujita@fun.ac.jp)までUDIDをご連絡して頂けるようよろしくお願い申し上げます。


3、pingmapのインストールおよび利用手順

①添付のファイルを解凍して、以下の2つのファイルをiTunesにドロップしてインストールしてください。
・pingmapアプリファイル
・suit mobileprovision認証ファイル

EasyCapture1.png


















②お手持ちのiPhoneまたはiPod touchと同期してください。

同期.png





















③iPhoneまたはiPod touchでpingmapアプリを開いて、右下のアイコンをクリックしてTwitterAccount入力画面を開きます。

resized_resized_IMG_0598.pngのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像




















④今回使用するTwitterAccount情報とワークショップ用のHashTag: # ppfunを入力してください。(#はあらかじめ入っていますのでppfunのみ入力してください)

resized_resized_IMG_0599.JPG

















⑤OK! をクリックすると各階ごとの地図が表示されます。地図上でツイートしたい地点を長押し(1秒~2秒)すると、投稿画面が出てきます。正確に位置を指示するには地図を拡大するとやりやすいです。

resized_resized_IMG_0600.JPGresized_resized_IMG_0605.JPG





左:デフォルト

右:拡大画面


拡大縮小方法は、グーグルマップなどと同様です。






⑥投稿画面からみなさんの行為をどんどんツイートしてください。

resized_resized_IMG_0602.JPG




















⑦ワークショップ開始と同時にブラウザ上のpingpong mapにみなさんがツイートした行為の集合がマッピングされたものを視ることができます。

resized_hakodate1.pngのサムネール画像

















[文責:西出大介]

 「後期デザイン」と「行為からのデザイン」というキーワードを掲げるpingpongプロジェクト。
公立はこだて未来大学での次回ワークショップ参加申し込みの締切も迫り、本エントリで公立ははこだて未来大学でのワークショップがどういったものになるか思いを馳せつつ、PRしてみようと思います。

公立はこだて未来大学の学生の方は、少しでも面白そうと思って頂けたらお気軽にご応募ください、ご応募お待ちしております!


[募集案内について]
募集案内については本ブログ前回エントリに詳しく紹介しておりますので参照して頂けると嬉しいです!


[Augmented Campus @ FUN というコンセプト]

 「後期デザイン」と「行為からのデザイン」をキーワードに活動を続けてきたpingpongは今回、更なるプロジェクトの発展として「Augmented Campus @ FUN」というテーマを掲げています。
本エントリでは「Augmented Campus」というテーマがどういったものなのか例を交えながら解説し、最後に「後期デザイン」「行為からのデザイン」とは何か紹介したいと思います。

まず、今回公立はこだて未来大学ワークショップでは、
pingpong touch × pingpong engine × pingpong map × pingpong Wikiの4つのツールを用いて、「後期デザイン」×「行為からのデザイン」を実現し、キャンパスという場の体験をどのように拡張出来るか =「キャンパス」を「Augmented Campus」にできるか、ということを目的としています。

具体的には、pingpong touchというはこだて未来大学のキャンパス地図を取り込んだアプリを利用して、キャンパス内での行為情報を学生に皆さんにつぶやいてもらい、位置情報×行為情報を収集します⇒これが自動的にpingpong Wikiにデータログとして蓄積されます(下図:イメージ図)。

resized_pingpong touch & wiki 3.png
次に、つぶやいて頂いた行為情報をpingpong engineを利用して分析します。
例えば、
・自身の行為についてのつぶやきなのか
・他者の行為についてのつぶやきなのか
・現実に行った行為のつぶやきなのか
・非現実についてのつぶやき (=行おうとしてできなかった or やりたいと思った) なのか
というような軸で様々に抽出し、
さらにそれらを位置情報と合体させ、pingpong mapを使って可視化します。

resized_hakodate1.pngpingpong mapの可視化とpingpong Wikiの行為情報ログを組み合わせて考えることで、
・どこに人々の行為が集中しているか
・ある場所とある場所の行為の関連性(例えば人が集まりそうな場所なのに人が集まらないのは、近くに別の行為集中が起きているのが原因だ、など)
を可視化することが出来ます。
また、
・「ある場所」では実は「こういった行為やイベント」が期待されてる
・「ここでこういうことがあったら良いのに」と思われている
というような情報を掘り出すこともできるかもしれません。


[想定具体例]

例えば:はこだて未来大学の学生の方はかならず通るだろうこの入口。

resized_はこだて入口.jpg
グリッド上になっている窓が「ウィンドウ」であっても良いと考えてみます。
つまり、プロジェクションするでも、デジタルサイネージ的な表示方法を応用するにしても、入り口周りのグリッドを贅沢な掲示板であるかのように使ってみる。そういったことをもしかすると学生や教員、学校管理者の方、誰かが考えていたかもしれません。

resized_hakodate2-2.png

例えば②:
1階にあるプレゼンテーションスペース。
・学生A:この丸い窪みで屋内カマクラでも作って鍋をしたい。
・学生B:カマクラの中でロウソク使ってI川J二の怖い話とか聴きたい。
 RT@〇〇:この丸い窪みで屋内カマクラでも作って鍋をしたい。
・事務局A:屋内カマクラは無理です。稲G淳Zなら可能です。
・学生C:え、I川J二いけんの?
・教員A:稲G淳Zくるならプレゼンテーションスペースじゃ狭いでしょ。(つづく,,,)

resized_hakodate4-4.png
という形で、おそらく屋内カマクラもI川J二も却下ですが、
教員や学校事務員や学生の立場の垣根を超え、場と結びついて連鎖して行く行為情報や意図の中から、実現したいと思えるような場の利用方法が淘汰されて浮かび上がってくるかもしれません。

例えば③:
ガラス越しに見えるはこだて裏夜景。
これを後景に利用しつつ、各グリッドを一つのセルと見立てたキュビズム的な何か。。
季節によって変化して行く後景を利用して何かできるかもしれない。
もしかするとはこだてのこの景色を背景にした何かステキなデザインや行為が見えてくるかもしれません。

image.jpg.scaled1000.jpg
以上のような例①~③のように、考えつかなかったような人々の行為や、想定されていなかった場の利用方法が見えてくるかもしれません。

公立はこだて未来大学という大学キャンパスにおいて、仮想上・ウェブ上でユーザの行為が集積される。そして集積の過程で自然と場にマッチした行為が淘汰されつつ残存し、その場の持つ一般性として顕在化する。そしてそれが現実空間のリデザインに反映される。
このように「現実空間」と「仮想空間」が密接に関係しながら生成しあう。これが「Augmented Campus @ FUN」のコンセプトです。


[後期デザイン]
以上のようにpingpongプロジェクトは、
pingpong touch、pingpong engine、pingpong map、pingpong Wiki、
これらのツールがそこに設置されているだけで、学生・教員・学校管理者・設計者などの立場の違いを超えて収集された「行為の集合」的情報を利用し、場のリデザインを考えることができるのではないかと考えています。これが「後期デザイン」のひとつのコンセプト=設計者とクライアントなどの二項対立性を無化する、ということを意味しています。
また、pingpongのアプローチによって、場が自身のコンテクストを読み込みながらリデザインし続ける、そういったことを実現できるかもしれない。つまり、オートポイエティックに場が生成され続ける=場が場の持つ一般性のようなものを体現しながら自己生成し続けるようにできるかもしれない。それもまた「後期デザイン」が射程に入れるもう一つの目標だと考えています。

はこだて未来大学のワークショップでは、同じキャンパスを使っている他の学生がどういった観点でキャンパスを利用しているかということを垣間見ることができると思います。日常的に使っているキャンパスで、普段は意識していなかった当たり前な場所に面白さを発見することもできると思います。
少しでも興味を持ってくだされば、是非ご応募してください、お待ちしております。
pingpongスタッフ一同、2月15日(月)~2月18日(木)のワークショップでお会いできることを楽しみにしてます。





2010年のご挨拶

20100112 07:42PM  posted by pingpong   comments(0) | trackbacks(0)
遅ればせながらpingpongより新年の挨拶を申し上げます。

昨年、pingpongをご支援くださりました皆様、本当にありがとうございました。
本年も何とぞご支援賜りますようお願い申し上げます。


pingpongは本年をより一層の飛躍の年と出来るよう、今後も様々に活動を重ねていく予定です。

2月には公立はこだて未来大学でのワークショップ、
6月には東京大学において更なるワークショップと、積極的に活動を行って行く予定です。


そして明日早速、次月の公立はこだて未来大学でのワークショップに向けた説明会を開催します。
以下、明日の説明会についての詳細です。


[ワークショップ@公立はこだて未来大学、説明会開催]

日時:2010年1月13日(水)14:50~16:20
場所:本棟3階大講義室
内容:
東京大学・知の構造化センター・pingponプロジェクトメンバーによる
「行為の集合から立ち上げる情報環境デザインの提案・実践ワークショップ」の
詳細および募集に関する説明を行います。

はこだて未来大学の学生のみなさんは、奮ってご参加ください。


では、繰り返しになりますが、本年もpingpongをよろしくお願い申し上げます。



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