10月10日、多摩美術大学八王子図書館においてpingpongワークショップ『つくる図書館をうごかす』の第二回目が実施されました。
第二回目のワークショップでは、観察を経てTwitterで投稿した行為のつぶやきを、チームごとに紙の地図上にマッピングしました。
[ワーク 1:ロゴのデータ化]
一回目に手書きで作成したロゴを、この日までに学生の皆さんがデータ化。
データにすると断然違います。このロゴを自分たちのネームプレートや地図などに貼って、ここからさきのチームワークに備えます。
[ワーク 2:紙地図上への行為マッピング]
Day2のメイン作業は、投稿した行為のつぶやきを、アーケードギャラリーの紙地図にマッピングしていくことです。学生の皆さんがDay1からDay2までの1週間で,図書館のアーケードギャラリーをそれぞれに観察しなおし、この場で「する」「した」「したい」「するだろう」ことをTwitterにたくさん投稿してくれました。
(この投稿はTwitterで@pingpong001 と検索すると読むことが可能です)
pingpongチームスタッフが、これらの行為のつぶやきを付箋大に出力して多摩美に持参。
そして、
1、自分視点でつぶやかれた行為 対 他者を観察してつぶやかれた行為
2、現実に起こっている行為 対 非現実=希望や願望などの行為
の2パターンで地図上にマッピングしていきます。投稿された数も大量なので、紙を切り貼りするだけでもかなりの作業量でした。
[ワーク 3:ディスカッション]
作成した地図を見比べて、一体なにがこのアーケードギャラリーで起こっているのか、起こっていないのか、行為から見えてくる事について4つの視点(自分、他者、現実、非現実)から分析、ディスカッションしました。その結果、どの視点からも、行為を誘発しない空間の存在や、利用されるべきものなのに誰の関心もひいていない設備などが、視点の比較によって明らかになっていきました。
ここで一番重要なのは、行為の集合を様々なパラメータとその組み合わせを可視化して比較・分析することで、この環境に隠れていたパターンを見いだすことができたということです。
ここまでのワークショップを通して、pingpong として、今後のプロジェクトを進める上での姿勢もより明らかになってきました。
Twitterを導入する利点でもある「主体的なつぶやき」であるということが、かえって観察にバイアスをかけてしまう点は当初から無視できないと考えてきました。
ワークショップに参加しているから、観察している。観察しているから、瑣細なことや突飛なことを意識的に呟く。では、それは果たしてどこまで自然な観察となりえるのか?そのような問いを、どのように私たちは引き受けて,更には活かしたプロジェクトをすすめていくのか?(学生の皆さんの立場としても,そのような制約をどうデザインに活かしていくのか.)自問自答する過程もまたワークショップをおもしろくしてくれています。
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