216日、公立はこだて未来大学においてpingpongワークショップ『Augmented 
Campus』の第2回目が実施されました。

Day1では、ワークショップ参加者が3つのチームに分かれ、tweetとpingpong mapの
考察結果を発表しました。
Day2は、マップの考察を更に掘り下げ、未来大学を拡張するためのアイディアに繋がって
いく視点を探していきます。
これからのワーク中にも起こったこと、気付いたことは引き続きtweetしていきます。


[ワーク1:考察、ディスカッション]
1日目の結果を元に、各チームでpingpong mapをより時間をかけて考察を進めて
いきました。
出てきた発見・気付きやtweetを書き出して分類を行い、まとめました。
大きなポストイットには収まらずホワイトボードも使ったりと、どのチームも活発に
ディスカッションしていました。

RIMG0027.jpg

[ワーク2:考察結果を発表]
チームごとに考察結果を発表しました。

RIMG0100.jpg
●ロップイヤーチーム
建物全体を俯瞰できる3階スタジオで作業を行った。大きなディスプレイで
pingpong mapを表示してチームメンバーで共有をしながら、気づいた点を書き出した。
書き出したものを階、場所ごとに並べ直して、比較・考察を行った。

・デルタビスタと空中廊下にはtweetが多い
・普段行かないが、興味を持つ要素が存在する場所にtweetがある
・フェンスがあり、各階の境界線となっているところでは視線を感じる、階を超えて
 会話をするというtweetが目立つ
・デルタビスタなどが建築の意図とは異なった使い方がされている
・同じ構造なのに3階スタジオ中央にはtweetが多く、2階には少ない

これらのことから、
・現時刻から短時間のtweetを見て、空いているスペースを見つける
・建築の意図とは異なった有効な使い方を促進する
・tweetにベクトルを付加して、どこからどこを見ているか可視化する
といった3つのアイディアが出てきた。

●パンダチーム
tweetが多く特徴的だった場所に注目して、考察を行った。特徴の裏付けとなるtweetを
見つけて書き出していった。

・有効活用されていないという内容のtweetが多い
・使っている人が固定されている場所がある
・場所の目的とは異なった使い方をしている箇所ある
・オープンなフロアでは他人の目を気にするtweetがみられる
・階をまたいだコミュニケーションが行われている

未来大学は開放的な空間が良いと感じる反面、それが疲れるという短所にもなる。
オープンな空間と教室のような閉じた空間とのそれぞれの長所、短所をお互いに
補完しあうようなデザインを考えたらいいのではないかという方向性が出てきた。

panda_postit.jpg
●snaoチーム
tweetが多かったプレゼンテーションベイ、デルタビスタ、3階モールに着目した。
3つの場所でのtweet内容を全て書き出し、内容にどのような傾向があるのか比較を行った。

・プレゼンテーションベイ→「提案」「事実」「感想」
・デルタビスタ→「見る」「飛びたい」「目的」「事実」
・3階モール→「感想」「行為」「特定のオブジェクトに対する疑問」

プレゼンテーションベイとデルタビスタは普段利用されないが、使用目的が多様で
定まっていないために、「提案」「飛びたい」という願望が生まれたと考えられる。
そこで行為の目的が定まっていないデルタビスタに何かしらのオブジェクトがあると、
面白い行為が起こるのではないかというアイディアが出てきた。

snao_postit.jpg

[ワーク3:シャッフルディスカッション]
発表では各チーム異なったプロセスで考察し、アイディアに繋がる視点も出てきました。
そこでメンバーを入れ替えて、各チームのプロセスや考えを共有し、この先の
ワークショップの進め方についてディスカッションを行いました。
最終的な実装、提案を未来大学を拡張するという共通目標のもと、チームを1つにまとめて
進めるか。同じ目標を掲げつつも、このままのチームで実装まで進めていくか。
シャッフルディスカッションでは活発に様々な意見が出されました。
ディスカッションの結果、チームごとに1つずつ提案を考え実装していくが、それぞれの
成果物が未来大学の空間の中で緩く繋がって活用されていくことを意識して進めていく
こととなりました。そのためにも、これからのワークでもプロセスやアイディアを共有を
欠かさず進行していきます。

ワークショップ終了後、考察結果をWikiにまとめ、各チームの成果を共有しました。
3日目は具体的な提案と実装のアイディア出しを進めていきます。


3日目に続く。

[文責:野村俊介、石山星亜良]

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